こんにちは。アニマルヒーラー新月です。
私の特殊能力は「視える」「聴こえる」「癒せる」です。
人とペットが仲良く暮らせるよう、ペットの気持ちについての情報を発信しています。
本日は「ペットロスからすぐ新しい子を迎えること」についてお話しますね。
Contents
ペットロスから新しい子を迎えるタイミングについて
愛するペットを亡くした後はとっても悲しくさみしい気持ちで、毎日あの仔のことを考えてしまいますよね…。
触ることのできたあの仔の感触もない今は、恋しい気持ちでいっぱいになるかと思います。
亡くなってしまった仔はもう戻らない。
ペットロスにならないためにも新しい子を迎える、そんな考えが出てくることもあるかと思います。
私がアニマルコミュニケーションをする中で
「ペットロスにならないためにもすぐに新しい子を迎えるのはいいことなの?」
とご相談をもらうこともあります。
ペットロスから早く立ち直るために、すぐに新しい仔を迎えることは悪いことではありません。
しかしアニマルヒーラーとしてお話しさせていただくのであれば、寂しさや苦しみを理由として新しい仔を焦って迎え入れることはあまりおすすめできないです。
なぜなら、例えば亡くなった仔の面影がある仔を迎え入れたとしても、ペットの魂はそれぞれ全く違うため性格も行動も亡くなった仔とは違います。
そしてペットロスから立ち直るためにすぐに新しい子を迎えると、亡きあの仔をどうしても新しいペットに投影してしまい、比較してしまうことがあるからです。
「前の仔はあんなにいい子だったのに、この仔は○○できない…。」
このように無意識の比較が起こってしまうことがあるのです。
これは新しく来たペットにとっては悲しいことですよね。
飼い主さんは意識していなくても、ペットは飼い主さんの感情をいつも感じているのです。
新しく迎えたペットに対して言葉では「可愛いね。」と言っていても、心では亡くなったあの仔をいつも考えて悲しみにあふれている。
無意識に比較しているとそれがペットに伝わりなかなか新しい仔が生活に慣れないなんてことも十分にある話です。
亡くなった後に寂しさや悲しみからすぐに新しい子を迎えたい気持ちはとても理解できます。
けれど、ペットも当然生き物でありそのペットが命を全うするまでずっと一緒にいるのです。
だからこそ、やはり飼い主さんの心が安定して落ち着いた状態になってから新しい子を迎え入れる方がよいと考えます。
【事例紹介】ペットロスからすぐ新しい子を迎え入れた飼い主さんのケース
私が今までアニマルコミュニケーションをさせていただいた中で、飼い主さんがペットロスから新しい子をすぐに迎え入れた事例をお話しますね。
ある60代の女性が飼っている14歳の犬が病気になってしまったため
「病気の状態をペットがどう思っているのか?」
「病気でどうにもできないのでせめて癒してほしい」
というご相談をいただきました。
さっそくその仔の身体を透視するとすでにエネルギーの氣がない状態だったので、余命は長くないと私は感じました。
病状が重症だったので身体に氣を流して、少しでも苦しみが軽減するようにまずはヒーリングをさせていただきました。
そして必要に応じて飼い主さんとその仔の間に入り、アニマルコミュニケーションを行いました。
それから数日後、その仔は天国に旅立ちました。
最後のお別れの日は、飼い主さんとペットは一緒にいることが出来たそうです。
「あの仔と最後まで一緒にいれて良かったです。」
と飼い主さんから数日後にご連絡を頂きました。
それから少し空けて、その飼い主さんからご連絡をいただいたのは3週間後でした。
亡くなってしまった愛するペットを想いつつも、飼い主さんはさみしい想いから3週間後に新しい子を迎え入れたとのこと。
でもすごく吠え、しつけが全然出来なくて困っているというご相談でした。
その新しく迎え入れた仔とアニマルコミュニケーションをしてみると
「なんかわからないけど、ママはすごく焦って色々覚えさせようとする!」
とその仔は言っていました。
そして飼い主さんのエネルギーを読むと、飼い主さんは無意識のうちに亡くなった前の仔と比較していることが伝わってきました。
これでは、新しいペットが安心して過ごせる状態ではないですよね。
飼い主さんへ
「何か焦ったりしていませんか?」
と聞くと
「…前の仔はとってもいい仔で、小さい時も全然手がかからなかったんです。」
と話してくださいました。
このように、新しく迎えられたペットは例え飼い主さんが言葉に出さなくても、前の仔と比較されているエネルギーを感じて不安になってしまいます。
こうなるとお互いに波長が合わずうまくいかないのです。
その仔がしつけを頑張って覚えようとしても不安でうまくできない状況を、実は飼い主さんが作ってしまっていることもあるのです。
愛するペットを亡くした後は、無意識で亡くなったあの仔を思い出してしまいますよね。
でも新たに迎え入れたペットはそんな事情も分からず、新しい環境にも慣れずでとても大変なのです。
私は飼い主さんに
「前の仔と今の仔は同じ魂ではなく性格も性質も違うため、この子のペースに合わせてあげてください。」
とアドバイスさせていただきました。
飼い主さんは
「確かに、この仔はこの仔なりに頑張ってるんですもんね。」
とアニマルコミュニケーションを通してペットの置かれた環境と状態を理解し、歩み寄っていくことを決めてくれました。
それから、2週間、2か月と…。
多少困難はありましたが、アニマルコミュニケーションを通して新しく迎え入れた仔の気持ちを理解しながら飼い主さんは頑張って歩み寄りました。
その飼い主さんとはもう2年以上のお付き合いになりますが、今では私なしでも新しい仔とアニマルコミュニケーションが出来ている状態にまでなりました。
これはアニマルコミュニケーターとしてとても嬉しいことでした。
なぜなら、アニマルコミュニケーションを受けて頂いた中で
「どんな小さなことでもペットは理解できるので沢山話しかけてくださいね。」
と、私がたくさんアドバイスして、本当に素敵なくらいコミュニケーションが取れているからです。
今ではしつけもできてとてもいい仔になっていました。
そして新しい仔も
「ママが沢山話しかけてくれるからいつも元気」
と喜んで言っていました。
いかがでしたでしょうか?
この事例は最終的にはよい結果としてのお話ですが、やはりペットロスから十分に立ち直っていない場合は無意識の感情から
- 前の仔と比較する気持ち
- さみしい気持ち
など、新しく迎え入れられたペットは敏感にキャッチしてしまうのです。
ペットロスから立ち直るためにすぐに新しい仔を迎え入れると、時には新しい仔が悲しく不安に思うこともあります。
そうならないようお互い気持ちがズレないためにも、飼い主さんの気持ちがある程度整ってから迎え入れたほうがお互いのためにもなるのです。
ぜひ参考にしてくださいね。
◆ペットロスで新しい子を迎えようと考えている方は月のひかりまでご相談ください◆
月のひかりでは飼い主さんとペットの魂と魂の絆を深め、飼い主さんの魂の成長をお手伝いすることを使命としています。
ペットロスで新しい子を迎える前に、まずはあなた自身の心の整理をしましょう。
月のひかりではペットロスカウンセリングも行っていますので、よろしければぜひご相談ください。
月のひかり 新月